こんにちは。竹林キーウィことあさってさんです。
みなさん、様々なものを口に入れていますでしょうか?私は相変わらず、いろんなものを口に入れています。
折角ですので、今まで食べた一味違うものを、おいしいものもまずかったものも紹介しようと思います。

おいしかったもの
①すずめの素揚げ
さっぱりとした脂と濃厚な鳥のうまみ。丸ごと素揚げされて、熱で濃縮された濃厚脳みそ。パリパリで食べられるようになった小骨。鳥の姿まんまの見た目。
見た目で嫌がる人はいるでしょうけど、めちゃ旨いです。ハイボールより日本酒似合いそうな味。
変なもの入門編に食べてみると「なんだ。意外と食べられるじゃん!」という自信が付きます。

②ザリガニの塩ゆで
ちゃんとお店で食べるか買うかしたものを食べればハズレはないです。なぜならアメリカザリガニはもともと食用で輸入された品種だから。
味はエビ(バナメイとかというよりはロブスターとかイセエビ系)でちっちゃいけど濃厚なうまみ。カニを食べるときって無言になるじゃないですか。そうなります。絶対そうなります。(実際なりました)
これ食べちゃうと水路にいるザリガニが、ご飯に見えるようになります。おいしそうな水路!
……問題は、アメリカザリガニの生体の移動が法律で禁止されているということ。
つまりはそこら辺の水路で捕まえても泥抜きできないということです。なんて世の中だ。
もしも〆るのであれば炭酸水にぶち込むと簡単に〆られます。お試しあれ。

③ワニのからあげ
ちょっと筋張った牛肉味の鶏肉。
筋張った……というより、牛筋の煮込みみたいにコラーゲン質な食感だった(もしかしたら作り手の問題かも)。
癖も無くてとてもおいしいけど、自分の知ってる味ではない肉で脳がバグること請け合い。ハイボールに合う。それか白米。

④アナグマ鍋
見た目は豚バラ肉。味は甘味極限マックスとろける脂。脳髄ダイレクトアタックみたいな味。
「トン汁だよ~」って言われたらきっとわからないけど、とんでもなく高い肉なんじゃないかとは思ってしまうくらいにはおいしい。
こんなうまい肉がこの世の中に存在するんだ……!!!と感銘を受けた肉。一回は食べてほしい。
最近はアライグマに負けて生息域が減ってるらしい。ふえろアナグマ。

⑤カエルの塩焼
鶏肉に海鮮系のうまみを足したような味。食感は手羽中。
魚のアジが一番近い味たと思う。
私が食べたのはウシガエル(食用種)。やっぱり食用の生き物って、食用なだけあってとてもうまい。そしてとんでもない繁殖力をしている。
ちなみにカエルだけではなく、淡水の生き物は高確率で寄生虫がいるので生食、半生で食べるのはやめましょう。死にます。

おいしくなかったもの
①メダカの佃煮
なんだろう。小汚い苔むした学校の水槽を煮詰めて甘辛く味付けしました。みたいな最悪な味がする。

②シェーブルチーズ(山羊乳チーズ)
端的に言ってゲロの味。
カレーに入れてもにおいが消えなくて戦慄した。

③スターフルーツ
キュウリに10倍希釈したなしの果汁をかけました。……みたいな味。
二度と食べない。

④豚の睾丸の塩焼
獣臭い。とんでもなく獣臭い上に青臭い(お察しください)。
「素材の味知りたい」って塩コショウだけで味付けした私を本当にぶん殴りたい。クマとかイノシシとか比にならないくらい臭い。食事時に香っていい臭いじゃない。

⑤道端に落ちてた木の実
調べたらエゴノキという植物だった。
小さいころおいしそうで口に入れたら、とんでもなく苦くて必死に口の中を洗った覚えがある。
どうやら有毒植物らしい。いっぱい食べないでよかったね。


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……さて、ここまでで食べたことのあるものはありましたでしょうか。
正直私は食の探究者である反面、人にその好みを押し付けるのは良しとしません。なにせキュウリが嫌いですからね。食べたくないものを押し付けられるって、結構な苦痛ですから。
なので私の味覚に合ったもの、合わなかったもの、として捉えてもらえたなら幸いです。
皆さんの味覚にも、喜ばしい多様性が訪れますように。

投稿者 asatte

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