こんにちは。はくとです。
この度、私の大切な家族のうさぎのおこげが永眠しました。
まだ1歳と半年でした。あまりにも早すぎるお別れでした。
少し私も受け止められた気がするので、おこげとのこと、今後のこと、ここに吐き出させて頂きたいと思います。あまり明るい話では無いかもしれないので、しんどい方は無理して読まないでくださいね。
まずは、竹林の方々、おこげのことを沢山沢山愛してくださってありがとうございました。ある意味アイドルのようになっていたおこげ、私は本当に嬉しく思っていました。闘病中も、沢山の励ましありがとうございました。とても救われました。
うさぎショップの方にもご挨拶に伺いましたが、良くしてくれるスタッフさんが涙を流して悲しんでくれて、本当に沢山の方に愛されたうさぎだったんだなぁと嬉しく思いました。
おこげとの出会いを以前ちくぽに書かせて頂きましたね。
おこげをお迎えする理由については触れていなかったと思います。
実は、あまりいい理由では無いのです。
その当時、いえ今もなのですが、私はうつ病を患っていました。当時は今よりずっと酷く、何かに縋りつかないと今にも死んでしまいそうでした。
その当時は頼れる恋人などもおらず、1人、死にそうな生活を続けていました。
そして思いついてしまいました。
ペットを飼おう。
ペットを飼えば、どんなにしんどくてもお世話はしないといけないし、私が死んだら死んでしまう存在。きっと自殺のストッパーになるはず。それにアニマルセラピーはいいと聞くし…
そんな理由でした。
そして私はおこげをお迎えしました。
最初はかわいい!と思うばかりでしたが、だんだん、かけがえのない存在になりました。
私の娘だと、本気で思っていました。
愛するおこげ、大切なおこげ、実際、何度も私の命を救ってくれました。もう死んでしまおう、そう思った時、顔を上げるとのんびりしているおこげが目に入るのです。私を全然心配してなさそうな姿に、笑ってしまうのです。ああ、この子を置いては行けない。そう思わせてくれました。
おこげは、私に命をくれました。
そして、一昨日、おこげは息を引き取りました。
私は、まだ理解出来ていませんでした。涙は出ます。辛いです。でもなんだか、分からないのです。おこげがもうこの世にいない事実が、どうにも理解できません。
そして一日経ちました。パートナーが、私を励ますために買い物に連れて行ってくれました。おこげのいない部屋に耐えられなさそうという話から、一緒に暮らす計画も立てました。楽しかったです。
そして、家に帰る時、どうにも家に入りたくないのです。なんだか、帰っておこげがいないと、何か崩れてしまいそうで怖くて、私はパートナーの部屋に行きました。
そしてしばらく過ごしたあと、パートナーが「寂しいね」と言いました。
その瞬間なんだか腑に落ちました。ああ、私は寂しいのか。
あ、そうか、おこげってもう居ないんだ。
理解してしまいました。それからは沢山泣きました。久しぶりに声を上げて。
ひとしきり泣いたあと、思いました。
私はおこげのために生きていたのに、これからどうしたらいいんだろう。
そう思った時、思いました。
自分のために生きよう。
それは、うつになって5年、1回も無かった発想でした。
私の命は、おこげに貰ったもの。絶対に死ねないし、自分を大切にしなくてはならない。誰のためでもない、私のために生きなくてはならない。
うつ病になってからずっとずっとかかっていたモヤが晴れたようでした。
私が自分を大切にすることは、おこげを大切にすること。
おこげが、命をかけて私に道を示してくれました。
最初から最後まで、ずっと救われっぱなしです。
これから、私は前を向いて進みたいと思います。それはそれとして、寂しいです、会いたいです、辛いです。
でも、きっとおこげは月で幸せに生きているはずです。
私はしっかり、自分の人生を生きて、いつかおこげに会いに行こうと思います。
大変な長文になってしまいました。長い長い自分語り。お付き合いくださった方はありがとうございます。
今後、竹林ではおこげのことをタブーのようには扱わず、おこげちゃんかわいかったね、と気軽に話題に出して欲しいです。私も、たまにおこげの写真を載せますね。
いつも救われています。ありがとうたけすきー。