竹林アドカレ2023、12/10の記事です。
もう一年経ったの??
正直な感想がこれです。これ以上の感想はないです。
ただ、これだけで終わってしまうのもちょっと寂しい感じがするので、この一年どんなことを気をつけて運営してきたか、を(主に技術的なお話を除いて)お話ししようと思います。
長い長い箇条書きになってしまったので、読みにくいです。ごめんね。(特にスマホ。)
- 自分のコミュニティへの関わり方と、自分のキャパを見極めて安定的に運営する
- 小さなコミュニティから大きなコミュニティまでMisskeyにはいろんなサーバが存在しています。その中で生き残っていくためには、小さくてあったけ〜コミュニティを目指すか、大きくてわいわい楽しいコミュニティを目指すかの2択だと当時は考えました。中途半端な状態はどちらつかずになり好ましくないと考えていました。正直なところ、どちらの方向へ舵を切るべきか当初は結構悩みました。ただ以下の理由から私は前者の小さくてあったけ〜コミュニティを目指すことにしました。
- 経済的な負担について
- 初期の頃はしばらくは、余っていたRaspberry Pi 4Bで運営することで消費電力と初期投資を抑えた運営を行っていました。後に、やはりサーバ側のレスポンスが気になることが多々あったため現在の環境に移行したわけですが、これ以上の投資を継続していくのは(技術的には非常に興味深いことではありますが!!)投資額が青天井になるのが目に見えていました。長期的にこれ以上の投資を続けていくのは厳しいという判断からそれ以上の投資は抑えることにしました。そしてこれは、たくさんのユーザを抱えることは難しくなったことも意味しています。
- 時間的な負担について
- ここのサーバの管理・運営者は私一人です。なので、ちゃんと向き合って管理できるユーザの数には上限があります。その数がどれぐらいなのかは、やってみないとわかりませんから、急激にはユーザが増えないように調整を行いながら規模を少しずつ拡大していました。ここでその基準をどうするのかという問題が発生しますが、私は自分の管理限界の基準として、”1日分のLTLを全部見直しても苦痛ではないか”というものを設定しました。実は、リアクションしていなくても一応全てのLTLのノートは毎日確認しています。結果として、2クラスぐらいの人数(50~60人前後)が限度だなと今は感じています。
- 心理的な負担について
- これは、私が抱える人数が増えると、それだけ責任も重くなるからもっとちゃんとやらなきゃ!と考えてしまう性格のため過剰にユーザを抱えてしまうと、大変なストレスが溜まるのが目に見えています。寝れなくなります。体調壊します。サ終待ったなしです。
- 経済的な負担について
- 小さなコミュニティから大きなコミュニティまでMisskeyにはいろんなサーバが存在しています。その中で生き残っていくためには、小さくてあったけ〜コミュニティを目指すか、大きくてわいわい楽しいコミュニティを目指すかの2択だと当時は考えました。中途半端な状態はどちらつかずになり好ましくないと考えていました。正直なところ、どちらの方向へ舵を切るべきか当初は結構悩みました。ただ以下の理由から私は前者の小さくてあったけ〜コミュニティを目指すことにしました。
ということで以上があったけ〜コミュニティを目指してきた理由でした。
正直なところ、サーバスペック的にはあと数倍ぐらいユーザがいても問題なく動くとは思いますが、先述の通り管理ができないのでやる予定はありません。
じゃあモデレータを誰かにやって貰えば良いのでは?という話もありますが、それはモデレータと認識合わせの定期ミーティングをやらないといけないということです。無理です。そのような時間も精神力もありません・・・
では続いて、そのようなあったけ〜コミュニティをどうやって作っていくの?というお話です。
- あったけ〜コミュニティをどうやってくるのかを考えて実施していたこと(ほんの一部です)
- 管理者、怖くないよ作戦
- 一般に、サーバの管理者ってよくわからない人で怖いと思う人も多いのじゃないかな?と考えました。なので、猫耳を生やしてにゃ〜にゃ〜いうことにしました。あと、発言の内容や言い回し、語尾に至るまで強く聞こえないようになるべく優しいにゃんこになりきっています。(果たして、なりきれてるかな??)
- 自分の人間性や思考をノートする
- たまに変なことを長文でノートするときがあると思いますが、あれはその時思ったことをノートしているだけです。”管理者、怖くないよ作戦”の一環でもありますが、管理者がどのような人間であるのかが分かれば少しはその恐怖心も和らぐかな・・・という思いでやっています。(本当はそういうことを公開されている場所で言うタイプの人間ではありません。恥ずかしいし…)また、こういう人であればついていけるなーと思ってもらえた人に残っていて欲しいという思いもありました。実際そうなってると言う実感もある程度はあります。
- 村民とちゃんとコミュニケーションをとる
- 空リプ、直接のメンションも含めちゃんと村民とコミュニケーションをすることもとても大事だと思っています。話が盛り上がり、楽しんでもらえるのはコミュニティにとって良いことです。また、それ以外にも不満に思っていること、不具合に遭遇したなどといった情報を見落とさないためにも日々のコミュニケーションは必要ですし、なによりそれが言いやすい環境であるべきであると考えています。
- 特定の話題が続きすぎないようにする
- 今、LTLで話題になっている話についていけないor興味がない人がいるパターンがあることもまれにあると思います。全ての話題に全ての人がついていくのは、正直なところ不可能でしょう。その流れに反する話題を出してしまって、会話の流れが良くない方向に行ってしまうのではないか?と考える人もいると思うので、そう言う時は関係ない話題を放り込んだりしていました。別に、流れ関係なく好きなノートしていいよ、ってことで。
- 時にユーモラスに、ひょうきんものであれ
- たまに面白いであろうことをして祭りをやってみるのもいいじゃない。馬鹿にされてもそれはそれで一興。みんなが楽しければOK。(法律に違反したり、他サーバに迷惑かけなければ)そう言うお気持ちです。
・・・と色々書いていますが、コミュニティを形成していくのは結局は村民の皆さんです。なので私が何かやった結果というよりも偶然あったけ〜場所にしたい人が集まってそのような運用を(時にはRPとして)行ってくださってるのはありがたいことだと思います。
いつもありがとうございます。
- たまに面白いであろうことをして祭りをやってみるのもいいじゃない。馬鹿にされてもそれはそれで一興。みんなが楽しければOK。(法律に違反したり、他サーバに迷惑かけなければ)そう言うお気持ちです。
- 管理者、怖くないよ作戦
そして最後にサーバの快適性についての話。
- 快適に使えるのが大事。遅くて、くるくるなのはヤダ
- これは、自分が使う場所だから当たり前と言えば当たり前なのですが、自分の動かしているMisskeyは他のどのウェブサイトよりも一番よくアクセスする場所です。例えば1日にTLを見る(ロード回数)が100回だと仮定しましょう。この場合、TLの表示が0.5秒遅くなった場合、1年間で3650.5100=18250[秒]≒5時間もの間無駄に時間を潰している計算になります。そしてこれは私だけでなく他の村民の皆さんも同じです。私は、こういう何も生まない時間というのが非常に嫌いなのでなるべく快適に使えるように色々な最適化とメンテナンスを定期的に行っています。重たい時は、大体サーバではなくネットワーク側の問題のことが多そうです。それはちょっとどうしようもないので・・・
と、以上色々(とても冗長な気もする記事を)書いてきましたが1年続けてこられたのは村民の皆さんと楽しく交流できていたから、というのが一番大きいです。これからも長期間安定運用できるように色々と取り組んで行きます。皆様これからもよろしくお願いいたします。
#竹林アドカレ2023