こんにちは、すぴです。すぴちゃんだ。いつもお世話になっております。
今回は竹林アドカレの賑やかしに、すぴちゃんが今まで書いた変な小説のランキングを、5位から1位までカウントダウンで見ていただこうと思う。
オリジナルも二次創作も混ざっているが、すべて登場人物や設定は伏せて、特定できない範囲でぼかさせていただく。恥ずかしいから。
第5位! どうみてもデザインがランチパックの文庫本! ポプルスで印刷した文庫本。表紙デザインがまったく思い浮かばず、その場にあったランチパック(ピーナッツ)を元にラインを引き、似た感じのフォントでカタカナのタイトルをつけた本。怒られないように配色を増やしたりラインを手書き風にしたりと工夫したのだが、わざわざ成分表示と賞味期限もつけた。元ネタが休載中の作品だったので、賞味期限は「原作が連載再開するまで」になっている。
作中でも登場人物が甘いパンを食べるシーンがあり、読んだ人から「ランチパック食べたくなりました」と言われる本。
第4位! ダンテの神曲みたいになってる本!
印刷所はポプルスだったか。かなり昔に出した本だが、二次創作のジャンルによっては死ネタや暴力シーンに「注意書き」がないと読んだ人がショック受けるよ、と聞いたすぴがびっちりと注意書きをした本。
その注意書きというのが「原作以上の暴力描写があります。原作以上の猟奇描写があります。人が死にます。原作通り登場人物は生き残りません。戦う相手としてオリジナルキャラクターが居ます。動物は死にません。原作の独自解釈があります。
この本をめくる者、一切の希望を捨てよ。」
ロックすぎる。
第3位! 全年齢CPなし本と同時に出したCPあり本!
くりえい社の小口染めが可愛かったのでそれで作った本。色んな色があるから見てみるのオススメ。最近は天金もできる。
まずオールキャラでわくわく冒険活劇! のような本を出す。仲間の友情パワーでなんとかなったぜ! 的なストーリーにして、それだけで完結して読めるようにしておく。
……その裏で実はAとBはイチャイチャしていました〜ん という事がやりたくて作ったもう一冊の本。つまり自分の同人誌の二次創作同人誌である。作るのは倍時間がかかった。そりゃあ文章量が多いというのもあるが、片方だけ読んで齟齬が出ないようにするという課題もあった。
第2位! ホラーシーンで助けが来る本!
くりえい社がカバー付きしおり挟み込みセット本を出していたのでそれで作った、グロホラーのある小説本。苦手な人もいるだろうと配慮して、しおりを作って挟み込んだ。
そのしおりと言うのが、本文と同じフォント/フォントサイズ/色合いの文章が書いてあり「ドカーン! 「もう大丈夫だ」 そこには寺生まれのTさんが! 悪霊たちは払われ二人は安全な場所まで避難できた! →82頁まで進む」と書いてあるもので、グロシーンをスキップできる。
使った人はいるのだろうか。他の文庫本に挟んでも突然寺生まれのTさんが来るので、楽しい。
第1位! 猫の形をした本!
プリントオンでやっている型抜き本サービスで作った、絵のない絵本である。表紙は猫の顔面イラスト、キラキラの星柄ホログラム仕様。ゴージャス。
中身もまた変で、いわゆる「みんなが子どもになっちゃった!」という幼児化パロなのだが、登場人物の幼児化が進むに連れ「本文も幼児化していく」。
最初は「二人は顔を歪める。緊迫の表情のまま駆け出した。」といった文章だったのが、「ふたりはどうしようかと思った。そして、走り出した。」となり、しまいには「AちゃんとBちゃんは、はしりました」になる。
読み辛い。 でも好き。Wordでは作れないので1ページ1ページクリスタで作った、思い出の小説本。
いかがだっただろうか。文字書きでも変な本は出せるという希望になっただろうか。
イベント会場は大喜利の場ではない。
だが人生は大喜利の舞台のようなものだし、思いついたらスベるの覚悟でやっていったほうが満足度が高い。
全ての竹林の民へ。メリークリスマス。
ハッシュタグ #竹林アドカレ2023