こんにちは。12/21のアドカレネタです。
いきなりですが、みんなは有線派?無線派?
私は有線派です。無線はいい思い出がありません。いろいろと。

さて、本題に入りましょう。
自宅でサーバをやっていると、どうしてもケーブル類が多くなります。
そうするとこのケーブルたち、なんとかならないかしら?と思うことがよくあります。
今回は、アドカレハードルサゲサゲ活動の一環として、私がよく使っているケーブルやその収納グッズについてその一部を紹介してみようと思います。

映像ケーブル

映像ケーブル、種類が多くてややこしいですよね。
よく使われるケーブルのおすすめ品を紹介してみます。

HDMIケーブル

映像ケーブルといえば、今は(PC周辺機器を除くと)HDMIケーブルがほとんどではないでしょうか?
映像ケーブルは非常に大量のデータを高速にやり取りしないといけないため、ケーブルが太くなりがちです。
そして、太いとケーブルが固くなるので、配線に困ったことがある方も多いのではないでしょうか?
世の中にはHDMI認証試験1を通っていながら、とても細いHDMIケーブルがあります。
それが、これ。

ケーブルが細く、コネクタもスリムなので本当に配線が楽です。おすすめはしませんが、ケーブルをまとめることも簡単にできてしまいます。
難点は、耐久性が少し低いことでしょうか。1本だけ、接続端子が壊れて交換したことがあります。(2年ぐらい頻繁に抜き差しする用途で使った)


日本のメーカーが良い!という方はこういうのもあります。ただし、これは4K 60fpsには対応していません(実際につなぐと、普通に使えることも多いですが)
4K 60fpsに対応したケーブルもあるのですが、コネクタが大きく、スリムとは言い難いです。

HDMIのケーブルの規格、ややこしいのですが詳しく知りたい方はELECOMの解説を見てみるのをおすすめします。とてもわかりやすく、まとまっています。

Type-Cケーブル

Type-C、便利ですがこれも規格が非常にややこしく、選定が難しいですよね。
実はType-C、電源供給(最大100W)をしながら、映像出力とUSB 3.2 Gen1での通信2ができるんです。
ただ、これらにすべて対応した(まともな)ケーブルを探すのは難しいのが現実。
私が色々使った結果、日常的に使っている製品をご紹介します。

とにかく丈夫なのがいい人はこれ。3
ケーブルが太く、硬いので取り回しには苦労しますが、とにかく丈夫です。

取り回しがよい柔らかいケーブルが良い人はこれ。
これも同じぐらいケーブルが太いのですが、驚くほどケーブルが柔らかいんです。オススメ。

Display Port

良いケーブルに出会ったことがありません。
細いケーブルはないし、質の悪いケーブルは映像がブツブツ切れる・・・
だれか良いケーブル教えて下さい。
ところで、Display PortはHDMIに簡単に変換できます。(規格として制定されているので)
代わりにおすすめのDisplay Port→HDMI変換ケーブルを紹介しておきます。


電源ケーブル

OAタップ(電源タップ)

OAタップ、色々使いましたが結局この2つが使い勝手よくてよいです。
まずはこれ。
配線が多くなりやすいサーバ周辺にS字フックで引っ掛けて設置しています。ぶら下げた際の見た目はよくありませんが、その気になれば裏に隠せるのと、配線入れ替え時の作業性が良いので愛用しています。

これ以外の場所についてはこのタップを使っています。
ACアダプタがたくさん挿せるし、ポートが足らない!となることがなくなります。
地味に雷ガードとマグネットがついているのもポイント高いです。

また、余ったケーブルの収納や、ACアダプタの収納もかねて以下のケーブルボックスも使っています。
あんまり電源ケーブル類はまとめたくない4のですが、見た目があまりにも汚くなるので仕方なく使っています。スマホなどの充電用USBケーブルなども使わないときはこの中に突っ込んでいます。
ついでにホコリも防げて良きかな。

3Pinケーブル

デスクトップPCの電源供給によく使われる電源ケーブルですが、無駄に太くないですか???
私は取り回しが悪くて嫌いなので、可能な限りこの細いタイプに変更しています。(L字プラグもあります)
ただし、消費電力が700Wまでの機器にしか使えません。
ゲーミング用のPCであっても700W以上の消費電力が必要なPCはほとんどないとは思いますが、事前に電源のスペックを確認してから交換してくださいね。

実際にはこんな感じで愛用しています。


LANケーブル

今どき、オンラインゲームでもやらないのであれば有線LANを使うことはあまりないかもしれません。5
ただ、サーバは別です。無線LANでサーバを立てることも技術的には可能ですが、大量の通信が発生している時や、周囲の環境によっては安定して通信できなくなる可能性が有線LANより大きくなります。
サーバではこういったリスクは可能な限り避けるべきですので、頑張ってLANケーブルを宅内に配線して有線LANを使っています。

竹林のサーバ周辺で一番良く使っているLANケーブルはこのシリーズです。フラット(きしめん)、Cat6で10Gbpsの通信が可能というのが選定理由です。他には特に理由はないのですが、今のところ不具合が起きないのでこれを使い続けています。(当時安かったから、というのもある)

そして宅内配線をしたことがある方はわかると思いますが、LANケーブルはどうしてもケーブルが余りがちです。
余ったケーブルはこのケーブル巻取り器をつかって処理しています。

実際の使用感はこんなかんじ。1mぐらいは巻取れるので、使い勝手はそこそこ。


余ったパーツ、ケーブルの収納

余ったケーブルはこの収納ボックスに入れています。
中身とラベルの内容が一致しているかどうかは別として、ラベルを貼り、ケーブルなどをカテゴリわけして収納しています。

上2段は短めのUSBケーブルなどを収納し、3, 4段目は一定期間保管が必要な書類(医療費など)を年数ごとに放り込んでいます。必要な保管期間が過ぎたものは破棄しています。(別途帳簿で管理)
放り込むだけで、整理は絶対にしません。しても結局使わないことがほとんどなので時間の無駄です。
一番下の段はなんでもボックスで、どこに入れたらわからないものを放り込んでいます。いっぱいになってきたら整理して捨てる運用です。これが、とても楽。


さいごに

色々書きましたが、私は整理整頓が苦手でケーブルの処理も大変苦手です。
ケーブルを束ねる、というのが一番簡単な整理方法なのですが、頻繁に配線を触るので、まとめてしまうとほどく作業が毎回発生し、ストレスを感じてしまいます。これがとても嫌なのです。
今回紹介したケーブル類はほんの一例ですが、振り返ってみてとくに良かったなと感じたものを紹介してみました。
みなさまのお気に入りのケーブルやその収納グッズがあればコメントで教えて下さいね。
ではでは。

#竹林アドカレ2023

  1. HDMIは非常に高周波な信号を銅線でやり取りする規格のため、ケーブルの品質が低いと映像が出力されない、映像の出力が途中で止まる、といった症状が出ることがあります。HDMI認証を通っているのであれば、少なくとも製品に表示されている規格での接続ができることが保証されます。4K HDR 60fpsでの表示がしたい!といった場合はこの規格を通っているかちゃんと確認することをおすすめします。トラブるよ。 ↩︎
  2. 一番便利なユースケースは、モニタとの接続です。ケーブル一本で電源供給、映像出力、USBハブ機能が使えるのでとても接続がシンプルになります。控えめに言って、最高。 ↩︎
  3. 昔、耐久試験をしましたが、壊れなかった唯一のケーブルでした。ケーブルが強すぎて機器側が破損したんだ・・・ ↩︎
  4. 消費電力の大きい製品のケーブルをまとめると、熱を持ちやすくなるためあんまりやりたくないのです。 ↩︎
  5. 802.11axに対応した無線LAN(Wi-Fi 6)機器だけをつなげている場合は遅延はほとんど気にならなくなってきています。802.11ac以前の無線LANでは、送信と受信が同時にできませんでしたが、802.11axではそれができるようになったためです(MU-MIMOが上り・下りどちらでもつかえるようになった) ↩︎

投稿者 take

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です